育児に奮闘するなかで、赤
ちゃんの寝かしつけで悩んだことがあるママやパパは多いです。
特に寝かしつけの際に気になるのが「時間」ですよね。
赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごすと聞くけれどそれには個人差があります。
実際に私も「赤ちゃんはずっと寝ているもの」と思っていたのですが、
いざ産まれると全く寝ない我が子に驚きました(笑)
しかし全く寝ないからと言っても昼夜のメリハリをつけなくてはいけないし、
就寝時間で悪影響が出るかもしれないと、たくさん悩みました。
「寝る子は育つ」というけれどいったい何時に寝るのが最適なのでしょうか。
仕事などの理由でなかなか決まった時間に寝かしつけをすることが難しく、
早い時間に寝かせてあげることができないときもありますよね。
理想としては夜の19時頃に寝かしつけをし、
20時には眠ることができる習慣を作ることです。
赤ちゃんを夜間に預ける施設などでは
このような時間帯に寝かしつけをしていることが多いとされています。
赤ちゃんの理想の睡眠時間とは
赤ちゃんの寝かしつける時間が19時ころというのには理由があります。
赤ちゃんは月齢によって睡眠時間は異なりますが、
成長するにつれて1日の睡眠時間は短くなっていきます。
月齢別の睡眠時間の目安として
生後0~1か月は16時間~20時間
生後1~3か月は14時間~15時間
生後3~6か月は13時間~14時間
1~3歳は11時間~12時間
このように月齢によって睡眠時間は異なりますが赤ちゃんによって個人差があります。
これらは目安であり、
我が子が当てはまらないからと言って焦る必要はありません。
まずは赤ちゃんに十分な睡眠をとってもらうためにも、
毎日19時頃には寝かしつけができる生活リズムにしましょう。
起こりうる睡眠トラブルとは
赤ちゃんの寝かしつけの時間が遅いとさまざまな不安を抱くママは多いです。
「寝かしつけの時間が遅すぎて十分な睡眠がとれてない」
「睡眠時間が短すぎて成長に影響は出ないか」
「赤ちゃんが寝すぎてて心配」
などさまざまな心配事があります。
寝かしつけが遅くて赤ちゃんが寝なくて心配するママもいれば、
逆に寝すぎて心配になってしまうママも居ます。
そこで、就寝時間が遅すぎると赤ちゃんにどういう影響があるのか、
寝すぎている赤ちゃんの対処法をご紹介していきます。
就寝時間が遅いと赤ちゃんには多少なりと影響が出ます。
- コミュニケーションの発達不足
赤ちゃんの寝かしつけの時間があまりにも遅くなり、
夜にしっかりと寝ない夜行性になってしまうと、
コミュニケーションの発達に問題が生じる可能性があります。
指さしができなくなってしまう、
喃語が少なくなるなどの症状が現れる可能性があり、
成長するにつれて、機嫌が悪くなり怒りっぽい性格になることもあります。
- 肥満体質
赤ちゃんの睡眠不足から肥満体質になる可能性もあります。
十分な睡眠がとれないことで、
将来的に肥満になってしまうことを避けるためにも
十分な睡眠時間を確保できる生活を身に付けましょう。
睡眠時間が不十分な赤ちゃんとは反対に、
寝かしつけ時間が早くずっと寝てしまう赤ちゃんに健康的なリスクはあるのでしょうか。
あまりにも我が子が寝ていて心配になる場合は、赤ちゃんの発達具合を確認しましょう。
しっかりとミルクを飲んでいるか、
おしっこやうんちはでているのかなどを確認し、体重の増加もチェックして下さい。
体重も問題なく増えている様でしたら問題ないのですが、
寝てばかりで体重増加に影響がある場合は専門機関に相談しましょう。
1日のなかで赤ちゃんはほとんど寝ていると言われていて、
赤ちゃんの個性の可能性もありますが、一度相談することでママも安心できますよね。
昼夜の区別をつけるためにも、日中は意識的に活動することが大切です。
午前中に散歩に行き、
午後は室内でゆったりと遊ぶ時間を作ることで、
赤ちゃんも昼夜の区別がつき、次第に様子が変化していくでしょう。
赤ちゃんを早く寝かしつけるには
赤ちゃんを寝かしつける時間が遅いとさまざまなトラブルが起こることがわかりました。
しかし、それを理解していても仕事をしている家庭ではなかなか難しい時もありますよね。
そこで、赤ちゃんの就寝時間をできるだけ早くするための方法をご紹介します。
- 家族全員での食事を求めない
仕事をしていると日中の家族の時間がとれず、
食事の時間だけでも家族の時間を確保したいと考えるママは多いです。
または、パパの帰宅を待ってしまい、
その後に食事をするので必然的に遅くなる家庭もあります。
しかし、このような生活リズムではどんどん全ての行動が遅くなり、
赤ちゃんの就寝時間も遅くなってしまいます。
赤ちゃんの就寝時間を早くするためにも、
家族団らんの時間は休日に取るようにし、
パパの帰りを待つこともやめましょう。
どうしても時間を作りたい場合は、
まずは赤ちゃんを寝かしつけて、
その後にご飯の時間を作るようにしてみて下さい。
- 就寝時間の目標をたてる
赤ちゃんを早く寝かしつけたいと思っていても、
いつも大体の時間に寝かしつけていませんか?
早く寝しつけち場合はしっかりと具体的な時間の目標をたてましょう。
そうすることで、その時間を中心に動くことになるので、
ご飯を食べる、歯を磨くなどの行動予定を立てやすくなります。
- 赤ちゃんに寝る時間を認識させる
寝る時間が決まったら
赤ちゃんに「今から眠る時間」ということを認識させましょう。
室内を暗くして、寝る前にゆったりとした音楽をかける、
絵本を読むなど、入眠儀式を行うことで赤ちゃんに眠るという認識をさせることが大切です。
赤ちゃんは決まったルーティーンを覚えてしまうとすんなりと寝るようになるのです。
そのためにも、一定の時間に寝かしつけるように意識することが重要なのです。
まとめ
赤ちゃんに十分な睡眠をとらせてあげるために、
決まった時間に寝かしつけることが大切ということがわかりましたが、
仕事の関係でなかなか難しい時もありますよね。
生活リズムを変えることは難しく、
ママやパパもストレスに繋がってしまう可能性もあります。
いきなり全てを変える必要はなく、徐々に変えていけばいいのです。
まずはママとパパの無理のない範囲内で
寝かしつける時間を決めて、実践してみて下さい。
赤ちゃんの成長のためにも、
ママとパパで協力して赤ちゃんに良質な睡眠をとらせてあげましょう。